アラフィフからの海外一人旅&アラフォーからの沖縄離島一人旅

遅咲きで始めた海外と沖縄の一人旅の旅行記です。ハプニングも楽んで旅する。現地で撮ったきれいな写真もいっぱい。

イギリスのホテルで朝食の注文がまともにできなくてきたのがポーチドエッグだけだったこと(^o^)


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イギリスでまあまあいいホテルの注文方式の朝食で、持ってきてもらえたのが、ポーチドエッグ一個だけだったことがありますか?

わたしはあります(^o^) いばって言うことではないですね(^o^)

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デボンのまあまあいいホテルに泊まったときのこと。

デボンはイギリス人のちょっと高級めの保養地で、東洋人の観光客は少なくて、ほとんど白人さんです。

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そのホテルはサイトでかなり前から予約していて、3泊の予定で、朝食付きでした。

宿泊客も白人のリタイアしたような余裕のあるシニアのかたがほとんどでした。

友人との一週間の旅を終え、一人旅になり、久々のイギリス一人旅で、ちょっと甘えん坊になってて、英語もあまり話せない私。

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1日目の朝。朝食会場にいったら、あ、この人苦手、厳しそうとおもう中年のウエーターさんでした。

厳しそうにお部屋の鍵をたしかめられ、一人なのでいい席ではないけど、案内してもらいました。

それからオーダーしにきてくれました。メニュー表があって、色々書いてあって、イングリッシュ・ブレックファーストとあって、卵などを選べるようになってました。

私はイングリッシュ・ブレックファーストのセットがくるようになっていて、卵の焼き方だけいえばいいんだと思って。

ポーチドエッグと、紅茶がのみたいので、ティーとだけいいました。

そしたらね。紅茶と、大きなお皿にポーチドエッグひとつだけがきました。これには自分でも笑いました。

これだけ?言わなかった私も悪いのかもだけど、トーストも来なかったよ。

聞かれなかったら全部自分でいうべきなのね。どうやら、全部細かに言ったほうがいいみたいだ。

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そこへやさしそうな白人の若いお兄さんがきました。ソースを給仕する役目でした。

ポーチドエッグひとつだけなのに、うやうやしく、ブラウンソースがいいか、トマトソースがいいかきいてくれて、サーブしてくれました。

厳しそうな中年の人が上司みたいで従っているけど、気の毒そうに優しく私を見てる感じでした。その人の人格って、言葉が通じなくても雰囲気でなんとなくわかるね。

きたのはポーチドエッグ一個と紅茶だけ。

だけどフルーツとヨーグルトとサラダと、トースト以外の甘いパンはビュッフェ方式で取り放題だったので、小食な私は、これでも大丈夫。

もともと気弱で主張できなくて、英語があまり話せない私は、言うことはできなかったです。

でもね、私は一人旅慣れしてます。沖縄の小さな島とか、イギリスの田舎とかで。

どんなハプニングも楽しんだり、前向きに対処法を考えたり、機転をきかせたりして、よりよい方向にもっていけることを知ってる。今までもそうしてきた。

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次の日こそは負けないぞー、がんばるとおもっていたところに、隣の席に10人くらいの、友人同士のグループがきました。

その人たちの注文をしっかりきく私。そういう風に注文したらいいのね。あれ?この人たちはトーストいるか聞いてもらえてるよ。

あれれ?数名の人がスモークサーモンを注文してる?メニュー表ではみなかったけど?

よく見たら次のページに、他にもスモークサーモンなどもできると書いてる。スモークサーモンにしても追加料金とられてないみたいだ。

私、スモークサーモン大好き。次の日はスモークサーモンに決まりだ。おかげで賢くなって、大好きなサーモンをたべられそうだ。ラッキー。

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2日目。厳しめのウエイターさんがきました。負けないぞー。

紅茶と、スモークサーモンと、卵もスクランブル、ポテトなどもひとつひとつ、きちんと言いました。

もちろんトーストもきっちりいいました。そしたら、トーストのパンはブラウンがいいか、ホワイトがいいか聞いてくれました。

しかしウエイターさんは、ちょっと苦虫をつぶしたような感じでしたが、オーダーはまともにできて、高級素材のスモークサーモンを手に入れられました。

ただね、このときにきた紅茶がすごく薄かったんです。

1日目の紅茶はおいしい、しっかりとした濃さのイングリッシュ・ブレックファーストの紅茶だったのに。

ここは紅茶の国のイギリスですよね?

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この数年前、イギリスでクリーム・ティーめぐりをしたこともあって、カフェイン抜き(デカフェ)の紅茶もあってそれは薄いと飲んで知ってもいる。

紅茶がすきだから、ダージリンとかは薄めなのも知ってる。

けどね、ふつう紅茶の指定をしなかったら、イギリスではイングリッシュ・ブレックファーストか、アフタヌーンティーかの濃いめの紅茶がくるはず。

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これは味が、ダージリンでもないし、デカフェでもなくて、時間がたっても濃くならない。でがらしの紅茶では?とちょっと疑ってしまう(^o^)

でもスモークサーモン食べられたし、卵もポテトも好きなの注文できて普通に来たから豪華だし、トーストもきたし、いいとしよう。

優しいソース係の若いウエイターさんは、普通の朝食を手に入れた私をうれしそうにやさしくみまもってくれて、ソースを給仕してくれました。

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3日目、このホテルで朝食の最終日です。この日も負けないぞーと気合いを入れる私。

けど、この日は、あの厳しそうな中年のウエイターさんがお休みみたいでいませんでした。

この日の私の注文係はあの若い優しいウエイターさん。この方なら安心できる。

負けないぞーの気持ちはふっとび、ほんとに食べたいものだけを注文したくなりました。

ポーチドエッグと、ベーコンと、ポテトをやさしいウエイターさんに注文して、これですべての注文ですといいました。

この日は他のフルーツやヨーグルトや甘いパンを食べたいから、これだけがいい。トーストも注文しませんでした。

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そしたら優しいウエイターさんは、トーストは?と聞いてくださいました。これが普通だよね、ととってもうれしくなりました。

他のパンを食べたいからいりませんというと、はいといってくださって、注文がきちんとできたことに対して、エクセレントと言ってほめてくださったのでした。

厳しめのウエイターさんとのバトルをみてきてるこの人に、ほめてもらえてとってもうれしい。

いつも通り、ソースの種類をきいてくださったので、この日はトマトソースにして、いつもどおりうやうやしく給仕してもらったのでした。

この日の紅茶は、しっかりと濃い、おいしいイングリッシュ・ブレックファーストでした。3日目にしてやっと、パーフェクトな朝食です。

小食な私が食べたいものだけだから、少ないけど、下の写真が大成功した、3日目の朝食。

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ハプニング朝食だったけど、あー、おもしろかった。前向き大事ですね。

このやさしいウエイターさんは、厳しめの方がいないこの日、いきいきとすごくよく気をきかせて、働いていて、人格もよくてできるかただなぁ、お若いけどこれから出世されるだろうなーとおもったのでした。

そのデボンで有名な観光地のトーキーとブリクサムにいったときのことです。

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あと、はちみつ色の石のきれいなお家で有名な、コッツウォルズの観光ガイドも書いています。

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みにきてくださってありがとうございます。見てくださる方がいるから、書くのもよりたのしいです。みてくださった方、ありがとうございます。

見てくださってる方が幸せでありますように。日々の中にもちょっとの幸せをみつけられますように。