デボンでのホームステイも最終日。この日はコーンウォールにあるナショナルトラストのガーデンにつれていってもらいました。2019年の5月のことです。
ホームステイ最終日の朝
牧場の散歩
ホームステイ最終日で移動の日。朝は牧場をわんこと猫と散歩。牛さんもみれました。最後の散歩だと思うとさみしい。
学校のほうに次のエアービーアンドビーまでのタクシーを頼んでました。重い荷物をもって何回も乗り換える体力はなさそうだから。
タクシー代のこと
タクシー代は高かったので、見積もりをきいたときに学校に、タクシー会社に頼むのではなくて、マザーにたのんでもう少し安くなりませんかと聞きました。学校側は遠いから、マザーは送り迎えできないといいました。
別のタクシー会社にたのんで、もう少し安くできるかきいてみると学校は言ったけど、あとでそのタクシー会社も同じ価格だとメールが来ました。
そのとき忙しすぎて疲れていた私は、もっと安い経路をさがすとか、乗り継いでいくという体力があるとはかんがえられませんでした。それにマザーとマザーのお家が気に入ってしまったから、タクシーで高くても行こうと決めました。
マザーにいうと、マザーが怒って、わたしはそれきいてないわよ。聞いてたらわたしが送っていくとこたえてたわ。いつもわたしは、私の学生には無料で大きな鉄道駅まで迎えに行って送っていくのよと。
わたしは前のホテルからマザーの家まで、マザーに迎えに来てもらう代金に、タクシー代の半分くらいを学校にはらってました。それをマザーにいうと、マザーはきいてないし、マザーにはそのお金ははいってないそうです。
マザーは、そのタクシー代は高すぎる、ばかげてるわ、私が送って行って半額になるように学校に電話して掛け合うと。もう払い込んだものだし、私は学校がOKとはいわないだろうなと思ってたけど、マザーの心が嬉しくてまかせました。
学校は費用を戻すことはできないけど、タクシー会社をキャンセルしてその分から学校の手配料をひいたものを、マザーに渡すと言いました。私としてもこんなによくしてくれたマザーに費用がいくのは嬉しいし、知らないタクシー会社さんより安心できる。
それに、マザーはもどらなかったわと、私にそれだけ言うのでも大丈夫なのに、戻らなくて、いくらは学校の取り分で、あとのいくらがマザーにはいるかまで、すべて教えてくれました。マザーは正直者です。すてき。尊敬します。
マザーが気にしてくれてたので、私はマザーに、大丈夫よ、もしマザーが車で今までたくさんつれていってくれたのをタクシーだとしたら、もっとかかってるから、私はコストがかかったと思ってないわと言いました。
マザーは私に費用が戻らないので代わりに、ペンザンスからロンドンの電車料金をお得にとれるようネットでとってくれました。
それから、はやめにでて、マザーおすすめのコーンウォールの、公共機関では行きにくいナショナルトラストのtrelissick公園か、私が行きたがってたエデンプロジェクトのどちらか好きなほうにつれていってくれると。タクシー代が戻らないのを気にして、つれていってくれることにしたみたい。うれしいな。
スポンサードリンク
マザーに公園につれていってもらう
エデンプロジェクトは自力で行けるので trelissick公園に連れていってもらいました。ここはナショナルトラストの管轄で、コーンウォールにあります。
まず、塔をみました。マザーがラプンツェルの塔よと言いました。
公園のカフェで、パスティ食べました。
すずめが机の上にあがって、こぼれたパンをねらっててかわいい。
建物もきれいで、スタッフさんがピアノ弾いてくださってて、聞いてうっとり。大好きなソナタの曲が聞けました。
ナショナル・トラストのスタッフさんはボランティアが多いそうだから、たぶんピアノの方も年配なので、ボランティアだなぁ。
マザーが本をみせて、これなら弾けるから帰ってから探して練習するといいよと。
海のみえる部屋のソファーでうっとり。
お庭もとってもきれい。マザーはこの大きな木が気に入りました。
この大きな木の前で、マザーの教会の仲間に偶然会いました。マザーのお家からは遠いのに不思議。その人も観光できたそうです。
緑がきれい。
マザーと一緒にじゅうぶん庭を堪能しました。
スポンサードリンク
ペンザンスまで送ってもらう
マザーに車でペンザンスまで送ってもらう。
細い道を迷いながら楽しく行く。今回の旅で、1番たくさんいった、ナロー、という単語を連発しながら。狭いという意味らしくて、イギリスは馬で通る用に道ができてるので、ちょっと外れると車一台がやっとの道がほとんど。私なら運転できないわ。
マザーのナビがおかしくて、細い道ばかり案内するので、私の携帯のナビで案内しながら、楽しくお話しながらのドライブで、私の次の宿泊の、コーンウォールのエアービーアンドビーに向かいました。
エアービーアンドビーにつきました。マザーは玄関まできてくれて、お宅のホストの女性に挨拶してくださって、私をよろしくと言って紹介してくれました。そして、マザーとイギリスの挨拶のほおずりをしてお別れしました。送りとどけてくれて感謝です。
マザーは、私より10以上は年上だと思うけど、元気で行動力があって、好奇心旺盛で新しいものを取り入れ、人が好きで、シェアや奉仕の精神を持ってます。
英語の勉強をしたい外国人に長期間無料で泊まらせて食事を与え、代わりに、お掃除などの用事をしてもらうことも多いそう。私のホームステイの前は、スペイン人の女の子が、そうされてたそうです。助けるとか、還元の考えがすばらしいです。
数年前にはマザーは、この年齢で、巡礼のために、スペインにひとりでバックパッカーの旅にでたらしい。私も一人旅をよくするので気が合って写真をみせながら旅の話をしました。
そのときマザーがいった言葉、危ないとか言ってたらなにもできないわと。そう思わず経験してみるのが大事よと。みならいたいです。
色々なところに連れていってもらって、かけがえのない経験のできたホームステイでした。
私が着物をきてマザーといったいったアフタヌーンティーのことです。
マザーにつれていってもらった、コーンウォールのすてきなすてきな海岸線です。
スポンサードリンク
ペンザンスのお部屋
最後の数枚の写真は、エアービーアンドビーのお部屋です。
普通のお家の二階の一部屋を借ります。
簡単なお部屋だけど、快適。
夜にマザーにメールしました。無事お家にかえっていてほっとしました。かなり遠くなのにおくってくれたから。とってもたのしいホームステイでした。マザーのおうちでよかったなー。
みにきてくださってありがとうございます。あなたが幸せでありますように。ハッピーなことがたくさんやってきますように。
スポンサードリンク
過去記事のもくじです。よかったらこちらも読んでくださいね。