今回は、親切にしていただいて、はじめて旅人同士のふれあいを知って、旅のすばらしさを知った話です。
この話はいまから15年以上前に、私が旅人になっていった話のシリーズです。写真もその当時のものです。
3日目は、とまっていたルネッサンスリゾート沖縄というホテルからバスを乗り継いで、美ら海水族館に行きました。バスでは遠かったなー。
地元では毎日自分の車を運転してたけど、当時レンタカーを借りるということはまだまだできなかった旅初心者の私。
美ら海水族館について、きれいなイルカをみました。この写真は美ら海水族館のイルカプールにいたイルカさんの写真です。
美ら海水族館のイルカやお魚をみて喜ぶ私。ほんとは大きな水槽前の席できれいなお魚を見ながらお茶したかったのだけど、その席はとっても人気で空かないので、残念ながら断念。
美ら海水族館のすぐ近くの浜辺をみにいこうと歩いて行きました。だけど、すごく集中豪雨で、傘をさしていてもびっしょりぬれて。
そうまでしてビーチに行かなくてもいいのに、めったにみれないから行けるところにはいっておきたい私。
いってみても豪雨だったのでグレーできれいでなかったし、変な方向に根性のある私。我慢大会でないのだからと、反省する私。
それからまたバスを乗り継いで、こんどは沖縄琉球村に行きました。初沖縄なので、見るものすべて目新しく、楽しかったです。
こんな沖縄の豊穣の神のみるく様をみてよろこんだり。観光客用にみせてくれてました。
おみやげに、シーサーやキーホルダーを買ったり。
シーサーは今でも家にあるのだけど、作家さん作のすこしいいのに一目惚れして買ってしまいました。これです。
そうしていると、昔の沖縄の家を再現したところがあって、上がれるようになってました。
やさしい係のおばあにすすめられ、お茶もいただき、とってもうれしかったです。沖縄のおばあとの話楽しい。
そして三線ももたせてもらいました。この時初めて私は三線を知りました。さんしん、沖縄のしゃみせんで、沖縄らしいとってもすてきな音がでる楽器です。
三線をもっているところを写真にとりたいと、シャッターを押すのをとなりにいて、私と同じくお茶をのんでいたすこし年上くらいのご夫婦に頼みました。
そしたら先の美ら海水族館がうれしすぎて写真をとりまくっていたので、デジカメの充電がなくなって、シャッターがおせなくなりました。
初めての三線だったからとりたかったなー、残念っていったら、ご主人のほうが、SDカード?と聞いてくれました。
僕のデジカメもSDカードだから、あなたのSDカードを僕のデジカメに入れて僕のデジカメで写真をとってあげるよ、そしたら写真が撮れるよと。
15年以上も前のことだから、まだまだデジカメはそこまで一般的でなく、私はデジカメで写真をとっていたけど、ほんとに知識がなく、こんなことができるなんて初めてしって。
しかもそれを教えてくださって、わざわざ入れ替えてとってあげるといってくださって、とっても感動したのでした。やさしくてうれしくて。
そしてSDカードを入れ替えて、ご主人のデジカメで写真を数枚とってくださって、またもどしてくださいました。
ホテルに帰って充電してからみると、三線をもって、親切にしていただいてとってもうれしい顔の私が写っていました。ほんとうに感謝です。
人の情け、旅でのふれあいってとってもすてきだなとおもって、旅が大好きになっていったのでした。
このあとになりますが、バスでもとっても優しくしていただいて、また沖縄と旅が好きになったのでした。そのときのことはこちらです。
このシリーズを一回目からみたいかたはこちらからどうぞ。
みにきてくださってありがとうございます。とってもうれしいです。感謝です。やさしいあなたが幸せでありますように。
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