台風のため船が欠航で島へのツアーが中止になり、自力でのタクシーで石垣島観光にきりかえた私と父。川平湾にいきました。今から15年以上前の話です。
その川平湾での観光はこちらです。
川平湾を見終えて、タクシーでホテルまで帰ろうと思ったとき。少し前には一台タクシーがいたのに、乗ろうとおもったら、その寸前にいなくなってしまいました。
いまならどこでもタクシーがいると思うな、特に離島や田舎では、とわかるのですが、旅初心者のそのころの私は、そんなのわかってなくて、タクシーがいないとおもいっきりあせってました(^o^)
15年以上前なのでガラケーの時代で、タクシー会社の電話番号も検索できない。
それでもここは観光地なので、タクシー会社の電話番号くらい、お店のかたにでも教えてもらうとかして、なんとでもできるのに、旅初心者なので、そういうこともわからずおもいっきりあせってた私(^o^)
今思えば初初しくてかわいいんだけどね(^o^) みんないろんな事を体験しながら、旅人らしくいろいろできるようになるんだもんね。
私の焦り方と探し方がけっこう派手だったらしく、駐車場の管理のかたが声をかけてくださいました。
「タクシー?港まで?」と聞いてくださいました。ほんとは港の近くのホテルまでなんだけど、ここでホテルまでというと呼んでもらえなかったら困ると、はいと答える私。
多分距離を聞きたいのだから、港の近くならホテルでもOKなはずなのだけど、それもわかってなかった初心者でタクシーがいないとあせってた。
駐車場のかたはご自分の知り合いでタクシーのお仕事をしてる方を呼んでくださいました。
知り合いの方を呼んでくださるのは沖縄あるあるだなぁと、別のときにまたタクシーをよんでいただいて、そういう沖縄のつながりってすごいなと後で知るのですが。
港まで?と聞かれたのは、すごく近くだったら、知り合いの人を呼ぶのはわるいけど、港までの距離なら、沖縄ではけっこういい値段だから、知り合いのかたを呼んでその人の利益にしてあげようということだったんですね。
すぐきてくれて、レンタカーもかりてなくて、高齢の父との旅なのでタクシーにしたかったのでありがたかっです。
港までね、運転手さんがすぐにいってくれて、話が通っていたのですが、港の近くだから許してねと思いながら、高齢の父だからあまり歩かせたくないので、港の近くのホテル・ミヤヒラまでお願いしますといいました。
タクシーの運転手さんもいい方で了承してくださって、お話もじょうずで感じのいいかたで父と話が進んでいました。
けどここで私は、自分が台風に関していかに無知でのんびりしてるかをタクシーの運転手さんから教えてもらうのでした。
次の日の夕方の飛行機で父はひとりで、石垣島から那覇にいって、那覇に一泊したのち、地元に帰る予定でした。私は旅を続けるので石垣にとどまり、船で他の島に行く予定でした。
タクシーの運転手さんにそれをいうと、台風がどんどん近づいてきてるから、明日の朝の飛行機便は飛ぶだろうけど、夕方の飛行機は飛ぶかどうかあやしいよ、と教えてくれました。
明日朝一に空港にいって、できたら朝便とか昼便とか、できるだけ早い便に変更してもらって那覇にいくのが安全策だよと。
なので、次の日は朝一番に空港にいって、いろいろ手配することになるのです。それはまた数回あとの記事に書きますね。
次の記事は父と黒真珠のネックレスを探す話です。こちらに書いてます。
みにきてくださってありがとうございます。みてくださったあなたにとっても感謝です。やさしいあなたが幸せでありますように。
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