西表島ツアーで、物好きな私が選んだマイナーなツアー。父と二人旅で、西表島の中でも、さらに秘境の船でしかいけない船浮というところに行きます。
いまから15年以上前の話です。石垣島から日帰りで西表島に行く半日ツアー。
前半は、日本軍の兵隊さんがいたところにつれていってもらって、父が気に入っていました。そのときのことはこちらです。
船でしかいけないので、船で船浮の船着場につきました。そこには小さな海の家みたいな場所があって休憩や簡単なご飯がたべられるみたいでした。
このとき、舟浮の港にあった、休憩できる海の家っぽいところで昼食をとるのですが、私たちが着いたら、そこの方が船ででかけていきました。
スタッフさん同士の話で、急に人がふえたから、昼食にだすグルクンという魚が足りないので海にとりにいってるんだよというのがわかりました。
なんて楽しいところなんだ~ととってもうれしかったです。急にふえてごめんなさいなんだけど(^o^) 十五年以上前の話です。
船が帰ってきて、色々説明などしてもらい、その海の家で昼食です。グルクンという魚の唐揚げがでてきて、この魚を捕りに行ったのねと(^o^)
昼食付きのツアーで、昼食の内容は決められてます。昼食はグルクンの唐揚げ定食でした。グルクンは沖縄でよく採れる魚です。名産品。
父はグルクンがおいしいとご機嫌。お酒がすきなので、もちろんお酒ものみました。
そのあとは歩いて船浮きを案内してもらうのです。西表島出身のおじいさんが案内役で、西表島の自然やイリオモテヤマネコについてのお話がきけるのです。
ここで問題発生。父がお酒を飲んでいて、歩きたくないから、このまま海の家にいて、行かないといいだしました。
そのころ若かった私は、せっかくきたのにもったないと思ったのですが、私も歳をかさねた今ならわかります。
そのころの父は70歳くらい、一番暑い7月、沖縄は初めてで、この日は沖縄2日目で、まだまだ体が暑さにもなれていない。お酒を飲むとさらに動かなくなるし。
若かった私はお酒飲まなければいいのに、もったいないな~とおもったのですが、父は坂道を歩いて行ったり、暑い浜辺にいくのはその年齢では大変だったんだな、と自分も体力がおちてきた今ならわかります。
私は気遣い屋なので、スタッフさんに、父がお酒を飲んで歩きたくないので、このままここにいたいといってるのですがと、おそるおそる聞いてみました(^o^)
スタッフさんとしては、海の家に座っているだけなので何も困らないよ。海の家は営業してるし、暇だし、スタッフもおじいが案内の間はここで休憩してるし。と温かく答えていただけました。
父は他のスタッフさんも休憩がてらいるその涼しい海の家にいて、海をながめながら座っているだけなので、全然迷惑もかからない。ていうか、多分半分昼寝するだろうけど(^o^)
私はひとりで他の2組のかたと一緒におじいさんに船浮の自然のある場所や、浜辺につれていってもらえました。
私がおじいさんと皆さんと一緒に観光したり、ビーチに入ったりして、数時間後に海の家に帰ってきたら、父は涼しいところでお昼寝して目がさめてご機嫌でした。
海の家のメニューの名産の果物のジュースを頼んで飲んだよ、おいしかったと言ってうれしそう。
父はおいしい物がすきだし、いい景色とお酒はほんと父好みだよね。観光いかなくても本人には一番なんだね。
ただこのとき、私は父が財布をもってきてないとおもっていたので、お金もってなくて、スタッフさんに後で私が払うといってジュースをもらったのかな?と思いました。
父は年齢的に小銭を出すのがあまり得意でなくなってきたので、この旅では私がいったんたてかえてお金をだしてあとで請求するようにしてたので。
父は財布はもってきていたので、ジュースは買えたそうです。まあこのやさしいスタッフさんなら、後払いでもジュースくれただろうけど(^o^)
その連れて行ってもらった観光の様子はこちらです。
みにきてくださってありがとうございます。やさしいあなたが幸せでありますように。
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