父との八重山諸島の二人旅。いよいよ父が石垣島を出るのが次の日になりました。私はそのあと一人旅をつづけます。今から15年以上前の話です。
母は暑さに弱いので、お留守番で、石垣島の名産品の黒真珠のネックレスをかってくることをたのまれていました。父と探して、これにしようというのをみつけました。こちらに書いてます。
ネックレスは母が自分のお金で買うといったのですが、父が半分だしてあげるといい、半分は父からのプレゼントです。
予算が10万だったので、なかなかなく、その中でも、石垣島の小さな宝石店で予算にあうものをみつけ、母に電話できき、買うことに決定。
先に父とみていたお店なので、買うだけなので、父は先にホテルにかえって、私ひとりで、宝石店に入りました。
2つあったのだけど、母がいいというほうの黒真珠のネックレスにしました。私はあまりこういう宝石店で買うのはなれてなくて、でもいいお店のかたでよかったです。
ネックレスの長さをきいてくれて、短くしたりもできるそうで、母は背も体型も私とおなじくらいなので、私をモデルにあわせることができました。
先に父とこの宝石店でみていたときに、小さなまるい赤い珊瑚の玉が3つついてるネックレスに惹かれてました。かわいいって。
これは自分用に買うことにしました。これは一万ちょっとくらのものだったので、そんなに高くないし、石垣島の旅の私の記念に。
10万円近い黒真珠のネックレスも買ったので、お店の人が、わたしの珊瑚のネックレスはかなりお安くしてくれました。やさしくてうれしい。
黒真珠のネックレスに鑑定書もつけてくれて、きれいにラッピングしてくれて、無事買えました。いいお店でした。
今回は父からの誠意がこもっているので、母もよろこぶでしょう。以前に父が母にたいしてちょっとした失敗をした話はこちらです。
それからホテルに帰って父と合流しました。父は明日石垣島を離れるので、スーツケースに荷物をつめていました。
私はこのあとゲストハウスや民宿などにとまるので、私にとっての高級品のネックレスは父に持って帰ってもらうよう、父のスーツケースにつめてもらいました。
父が荷物をつめながら、今回の旅が人生で一番いい旅だった、といってくれました。
もともとわたしが沖縄に一人旅をしようとしたのを聞きつけた父が、自分も連れて行ってくれといったので実現した二人旅。
父は最北端の宗谷岬にいったり、流氷をみにいったり、ヨーロッパもツアーでいったことがあるから、その中でも一番いい旅だったといってくれたのは、お世辞も含んでいたかもだけど、とってもうれしい。
父は自由に動けるのが好きなので、ツアーより自由度の高い旅がすきなんです。父が一人でいったときのはツアーばかりだったから、今回の旅は自由度が高くてよかったね。
石垣島からの日帰りのツアーの船旅でも、一緒の人は1~2組くらいだったから、これはツアーでもゆるい感じだったから。
このとき買った黒真珠のネックレスは、父と母がお空にいってしまった現在では、私がありがたく使ってます。ツアーでヨーロッパに行ったときのディナーのとにきつけたり(^o^)
父母の法要のときにつけたり。黒真珠は冠婚葬祭につかえるのでいいですね。
話は父との旅で一緒の最後の夜と朝につづきます。実は台風がきていて、ちょっと大変なことになるのですが。
みにきてくださってありがとうございます。やさしいあなたが幸せでありますように。春の日のように、おだやかであたたかい気持ちでありますように。
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