初めての波照間島で宿に一泊した私。2日目の朝になりました。この宿は私にとってとってもうれしい宿だったのです。今から15年以上前の話。
前回のお話はこちらです。ゆんたくにまぜてもらえてうれしかったな。
この宿は私にとって、とっても素敵な宿だったのです。シャイな私もゆんたくにまぜてもらえて、みなさん旅慣れていて、親切で色々おしえてくれる。今から15年以上前の話です。今のことではありません。
そのときは、外国からお姉さんがお子さんとわんちゃんをつれ、宿を手伝うために一時帰国されてました。
小学校高学年くらいの二人の兄弟です。お兄ちゃんはやさしい感じ、弟くんは無邪気な感じ。ハーフで海外育ちのため、日本語があまり得意でなく、英語が得意。
この頃、海外にいったことがなく、いつか海外にいきたいと、長年つとめてた仕事をやめて自由な時間ができたのをきっかけに英会話を習い始めた私。
お子さんもわんちゃんも大好きな私。英語やゆんたくなど、したいな~って思っていたことがぜんぶつまってた、私にとってとっても好みの宿でした。
兄弟がわんちゃんを原っぱで遊ばせてるのについていったら、本格的な発音で、私の耳では聞き取れない私の英語力が悲しいとおもいながら、楽しくすごしました。
わんちゃんは外国育ちなので日本語は全くわからないので、ダウンとかシットとか、指示は英語でないとだめなのです。
宿に一泊して2日目の朝、庭のテラス席でくつろいでいたら、宿のお母さんがわんちゃんの散歩を終えてかえってきました。
だけどわんちゃんは中型犬で元気いっぱいで、まだ散歩したいとだだをこねていました。
そこに犬好きの私(といっても飼ったことはなくて親戚のわんちゃんで遊んでた程度)が、散歩につれていっていいか聞きました。
宿のお母さんは助かるわといってくださったので、わんちゃんとお散歩スタートです。
そのころの私は趣味のエアロビクスで運動もできていたので、走りたそうなわんちゃんとついつい一緒に走って、楽しく過ごしました。
しかしここで問題発生(^o^) 私はすごく方向音痴なのです。しかも、波照間島は石垣などが多く、見通しがわるく、初めての人はほぼ迷うよと言われてるくらい。
なので私は当然迷子になりました。ぐるぐると1時間くらいも歩いても宿の場所がわからないのです。
今から15年以上前の話なのでスマホも、グーグルマップももってなかったです。
わんちゃんはとっても賢くてしつけもされてるわんちゃんです。
毎日散歩してるのでわんちゃんは宿の場所をわかってるみたいですが、マナーがいいだけに、人間をひっぱっていくということがなく、私が行く方向についてきながら、心配そうに私の顔をみてます。
しかも英語が不得意な私は英語で家につれてかえってと指示をだす機転もきかない。
偶然お店にいきあたったので、そこで道を聞きました。そこには4歳くらいのかわいい女の子がいて、わんちゃんをきにいってなでなでしてくれて、わたしにもなついてくれました。うれしい。
道をきいても方向音痴な私はなんとか、わんちゃん頼みで行きたい方向にいくようにして、やっと宿についたのでした。
宿についたら宿のお母さんが、なかなかかえって来ないから、迷子になったんだとおもってたよと明るくわらってくださいました。
あやまって、わんちゃんにお水をあげました。
それ以来、私はお母さんから、わんちゃんを散歩につれていって迷子になったお姉さんとして覚えてもらって、その後何度もこの宿にきても、それでずっと覚えてもらっていたのでした。
つぎにつづきはこちらです。
みにきてくださってありがとうございます。あなたが幸せでありますように。いいことがいっぱいきますように。
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