ホームステイ先のマザーに、もと貴族のロッジだった館につれていってもらって、お茶しました。
古い街のタヴィストック
ホームステイ三日目 。朝のうちは、まず英語のレッスン。宿題で書いた日記をなおしてくださいます。それから、マザーが タヴィストックという 昔からの町に連れてってくれました 。古い建物が素敵です 。
この日は市場も出ていて 、地元の人が作ったスイーツ屋や食べ物や工芸品などが置いてあります。 マザーはここで30分ほど人に会う約束があるので 、まずマザーが案内してくれた後で、私は古い建物を見学するか市場を見るかで 、一人自由に行動することになりました 。
たった30分ほどなのですが 、この頃はどこに行くのもマザーが一緒で 、とっても甘えん坊さんになっていました 。マザーのいる地域は滅多に白人以外みかけないところです 。
タヴィストックは古代の街として 割と有名な観光地で、 イギリス人は ダートムーアと タヴィストックと コーンウォールと、 三つまとめて 観光に回ることが 多いそうです 。でもそれはイギリス人に限ってのことで、 外国人観光客は滅多に見かけません。 しかも東洋人となると本当に出会いません。
なので日本人の私は目立ちます 。地元の人の市場というのはとっても大好きで 見たくて見てたのですが 、歩くだけで異邦人の気分です 。トイレに並んでいただけで びっくりされ、 距離を開けられたりしました。
でも優しい人もいて 、手を洗おうとして、水の出し方が分からなかったら教えてくださる方もいました 。どこの国でもいろんな人がいますね 。私も日本で外国人の方に びっくりしたり差別などしたりしないようにしようと、 外国に行って私が異邦人になると思うのでした。
スポンサードリンク
コーニッシュパスティ
いろいろ買いたいものはあったのですが 、言葉ができないのもあり今回は見送りました 。それからマザーと近くのお店でお昼ご飯です 。私がコーンウォールが好きなの知ってるので 、お昼ご飯はコーニッシュパスティの店に連れてってくれました。
マザーは小麦粉アレルギーなので、 グルテンフリーの食事を頼みました 。イギリスでは小麦粉アレルギーの人が多いみたいで 、どんなお店に行っても、グルテンフリーの小麦粉を使っていないお料理はおいてありました 。美味しいコーニッシュパスティが食べられて満足です 。
マザーの車で帰っていると、マザーのお友達と出会いました。マザーは車を停めて、そのお友達とお話をして 、私も紹介してくれてお話できて楽しかったです。
スポンサードリンク
元貴族の館で アフタヌーンティー
家に帰って少し休んで、 その日は3時頃からから 、とても素敵な昔のクラシックな建物のホテルの、 豪華アフタヌーンティーを食べに行く予定でした 。
最初マザーが外出の計画表を作ってくれた時に、 私はいつか着物を着て出かけたいからいつがいいかなと聞きました。 そしたらマザーが 、この日がいいわと。この日の午後に行く予定のホテルは、ものすごく綺麗で素敵なのよと。着物に映えるわと。
マザーは着物をとっても楽しみにしてくれてました。マザーは数ヶ月前に日本旅行したばかりですし、日本が大好きです。
しかしその日は曇りや雨の予報で 。私は心配してました 。着物は絹だから雨の日に着るのはちょっと厳しいかなと。マザーも天気がどうかしらと言いながら心配してくれてました。運よく出かける頃には曇りで雨は降っていませんでした。
着物着る前に実はやめようかと少し迷いました。なぜならその時、少し体調が悪くなって、 少し気分が悪かったんですね 。原因としては連日の疲れと 、私は乗り物 酔いしやすい体質なので 、外出はいつも車なので 疲れていました。
寸前まで着物着るのやめようかなと迷いましたが 、マザーがとっても楽しみにしてくれてるし、 何よりもものすごく素敵な ゴージャスな クラシックな ホテルだと聞いたので 、やっぱり絶対その背景で 着物で 写真撮りたいなと、 着ることにしました 。
おバカだな、まだ懲りてないな 、ま、こういう私だから仕方ないなと思いながら、また着物をきました。わくわくすることには、無理してでもやっちゃうタイプの私。
前々から読んでくださってる皆さんは ご存知かもしれませんが、 この旅の前半に着物を着て、かなり やらかしました。 失態です(>_<) あまり広めたくはないのですが 、何のことかわからないだろうから、 一応その時の 記事をこちらに貼っておきます 。
笑っちゃってください。 本当に懲りない奴だなと思いながら着物を着て行きました 。でも念のために 、着替えられるように トレーナーとズボンを持って行って、マザーの車に置いとくようにしました。
ホテルに着きました。Endsleigh ハウス ホテル というところです 。えっと英語発音ではどうなるのか、 マザーが言っているのを聞いても 、私の耳だと聞き取れないので 、英語表記のままで失礼します 。
このホテルはほんとに建物とお庭がすてきで、マザーの一押しのホテル。気になる方は hotel endsleigh で検索してみてくださいね。ブッキングコムさんで予約ができます。
このホテルは、ロンドンからかなり遠いし、車がないとむずかしそうですが、建物はほんとに素敵です。宿泊費もけっこうしますが、リッチなかたはどうぞ。
ここは昔の貴族 の方が趣味で狩猟をする時に泊まるために作った昔の館、ロッジだそうです。すごくゴージャスです。 それを今はホテルとして使っているそうです。 本当に綺麗な建物とお庭です。
テラスではウエディングパーティーもしていて、花嫁さんのドレス姿もきれいだし、しあわせそうな参加者さんをみれてうれしい。
幸い雨も降っていなかったので 、まずマザーと庭を散策しました 。マザーは着物が大好きなので 、エスコートしてくださって 、写真のたくさんとってくださいました。
お庭の説明もしてくださいました 。
お庭の小屋には 貝殻が使われてあって 、とっても可愛い。
マザーとお庭を歩いていると 、向こうからカップルがやってきました 。カップル は日本を知っているようで 、日本語で こんにちはと言ってくれました 。とっても嬉しい。
お庭はとっても綺麗で 、マザーと充分に堪能しました 。
それからいよいよアフタヌーンティーです。 ここのアフタヌーンティーがとっても美味しくてゴージャスなのよとマザーから聞いてました。 着物で行くと、 ホテルマンもとっても 丁重に扱ってくれました 。嬉しい 。レディーになった気分で大喜びです。
マザーは偶然ここで 十数年ぶりに友人に会えて、とってもうれしそうで良かったなと思いました 。とおてもすてきなアフタヌーンティーです 。盛り付けも上品でとっても美味しい。
席も、 着物を着て行ったからか分かりませんが 、窓側の庭が見える 、とっても素敵な 席でした。 アフタヌーンティを食べ終えたら 、デザートです 。デザートは隣の部屋に置いてあって、 いくらでも食べ放題です。 残念ながらたくさん食べる体質ではないのですが 、それでも食べたいものは一通り食べました 。
【英国の老舗ロダス社】<お得10個セット>伝統製法による本物の味クロテッドクリーム28g×10個 <お料理やスコーンのお供に>(Roddas ロッダス)
食べ終わってお会計の時も、 やはりホテルマンの対応はとても良かったです。 着物を着てるとやっぱりちょっと扱いがいいみたいです。嬉しいな。 普段こういう高級なところはあまり行かず 、どちらかと言うとサバイバルな感じの旅なので 、余計私には珍しかったです 。
アフタヌーンティーを終えて ホテルを出ようとすると、雨がザーザー降っていました 。マザーは着物の私を気遣ってくれて 、車をホテルの入り口まで寄せてくれました。そして 車から降りてくれて 、私に傘を差し出してくれて、車に乗せてくれました。ものすごく嬉しかったです 。
50年以上前に作られた母の古い着物なので、 全然高価なものでもないのですが 、母の思い出の品で 、私にはとても大切にしている代わりのきかないものです。マザーの心遣いがとってもとっても嬉しかったです。
マザーの車で家に帰りました 。家に入る時、マザーが傘を差しかけてくれました 。とっても嬉しかったです 。国は違っても、人のやさしい心は同じ。マザーが濡れてるといっても、いいからと、私が着物だからと濡れないようにしてくれました。感謝でいっぱいです。
今回は着物を着ても何も起こらず、無事に帰ってこれました。気分が悪かったのも、 ホテルに着いてから 庭をお散歩するころにはすっかり治っていました。
スポンサードリンク
わんこといつもの牧場散歩
雨もやんだので、それからわんこのお散歩にマザーと行きました。
この日はまず近く道をあるいてから、牧場に入ります。
マザーは普段杖をついてないですが、牧場を歩くときは、万一の牛よけに、木の棒を持っていきます。マザーはほんとにエネルギッシュで元気。すてき。
夜、マザーの息子さんが ガールフレンドと一緒に家に帰ってきました。 マザーの息子さんは遠くで働いているそうですが 、たまに戻って来るそうです 。息子さんはめったに戻ってこないので 、ご家族の時間を大切にして欲しいなとその夜は私は早めにお部屋に帰りました 。
その次の日は 私が行きたかった コーンウォールと ティンタジェルキャッスルに 一日中連れていてってもらえる予定でした。 マザーにご家族との時間を大切にしてほしいから他の日でもいいよと言ったのですが、 マザーは大丈夫よと言って次の日に連れてってくれました。
スポンサードリンク
今日は本文が長くなってしまいました。読むのもお疲れさまでした。読んでくださってありがとうございます。みなさんにハッピーがたくさんやってきますように。
こちらがこのブログの過去の記事のもくじです。こちらも合わせて読んでくださるとうれしいです。