ライス・プディングって知ってますか?イギリスのデザートです。
私がまだイギリスに行ったことがなかったとき。今からかなり前に、本でライス・プディングというデザートがあるのを知りました。
日本人が書いた本で、日本人の作者には甘いものにつぶつぶのご飯が入っているのは耐えられない、と書いていました。
これは食べてみたい。体験してみたい。そんなに変な物?私も苦手だろうか?
初めてイギリスに行ったとき、ツアーで回った後、ひとりだけ残って、延泊をつけて一人でロンドンを数日過ごしました。
そのときに、ライス・プディングを食べてみようと試みました。日本のガイドブックでは、あるパブを紹介してて、そこにライス・プディングがメニューにあるとかいていました。
そこはロンドンでもすごく繁華街から、ひとすじだけ奥にはいったところ。
英語もろくに話せず、パブもいったことない、イギリスに初めてきた私が、常連客の多い、ほぼ白人さんばかりのパブに入るって、今思えばすごく無謀。
沖縄離島旅慣れしてた私は、チャレンジする心と、行動力だけはもっていた(^o^)
あ、ただ危機管理はしっかりしてるほうなので、安全なようにと、地域と時間は選んでいて、夕方、パブがオープンしたてのまだ明るい時間帯。
パブにいって、英語が通じないながらも、ライス・プディングについて聞こうとする私。
結局通じず、ガイドブックをみせてなんとか説明すると、今のメニューにはもうないとのこと。
しかたないので、代わりにフィッシュ&チップスとジュースを頼みました。
ほとんど白人さんの常連客ばかりだったので、ちょっと場違いを感じながら。
カウンターの男性店員さんにはちょっとご迷惑だったろうけど、フィッシュ&チップスを運んでできてくれたお姉さんがやさしくて、気分が救われました(^o^)
そのあとどうしてもライス・プディングが諦めきれない私。
そうだ、スーパーなら売っているかも知れない。次の日に再チャレンジしました。
ロンドンの一番賑やかな通りにある大きめのスーパー。みわたしてみたけど、自力ではみつけられませんでした。
そこで、店員さんのお姉さんにききました。優しいお姉さんでした。
聞くと、ドライとフレッシュとどっちがいい?ときいてくれました。
次の日の朝に、ロンドンから日本へ帰るので、ドライなら持って帰れるかも?とおもってドライと答えた。
そしたらお姉さんがもってきてくれたのだけど、そのライス・プディングは自分で作るタイプだったのです。
ライスとか、クリームみたいなのがはいっていて保存はききそうだけど、英語を読んで自分でつくる実力はないぞ(^o^)
なので、作るタイプでなくてできてるのでドライのはないか聞いたら、ドライはこのタイプだけといわれ、フレッシュなライス・プディングのところに案内してもらいました。
2個入りのできてるライス・プディングがありました。冷蔵のコーナーに。宿泊してるホテルに持って帰って、食べてみました。
クロテッド・クリーム・ライス・プディングって書いてある。
クロテッド・クリームというのはスコーンにつけるこの黄色いクリームのことです。
すごくコクがあって濃厚なクリームです。バターと生クリームの中間くらいで、こってりです。
ライス・プディングを食べてみた感想。私は甘い物にご飯のつぶつぶが入っているのは気にならないな。
日本にもおはぎとかあるし、日本人で田舎育ちの私は、おはぎならおばあちゃんや近所の人の手作りをもらって、子供のころからたべているし。
それよりも、クロテッド・クリームをつかっているからプディングがとっても濃厚で、とってもおいしい。
プディングのおいしさに感動したのでした。同じプディングでも日本にはない味です。
後で知ったけど、イギリスでデザートにクロテッド・クリームを使うのはよくあるそう。
イギリスではクロテッド・クリームのアイスクリームは日本のバニラくらい一般的で、とってもおいしいです。
最近の私の一番人気の記事です。コーンウォールの観光ガイドです。
コーンウォールの色々な場所がもくじにあって、そこから気になるコーンウォールの名所のそれぞれのガイドに行けるようになってます。
みにきてくださってありがとうございます。見てくださってる方がいるので、とってもうれしいです。
みてくださってる、やさしいあなたが幸せでありますように。