波照間島2日目の夜。台風がきてて次の日までは船は運航するだろうということで、この後の旅の予定をみなさんに相談した夕ご飯のたのしいゆんたく(おしゃべり)タイム。今から15年以上前の話。
この夜の次の日に小浜島にいって、一泊する予定で、船が欠航になったら困るので、旅慣れてる皆さんに、行くべきかどうか相談したのでした。そのときのことはこちらです。
夕食のあとに、宿のお母さんのお孫さんが近くの原っぱにわんちゃんの散歩にいくというので、みんなでついて行きました。7月なので夕食後でも明るい。
宿には外国から、夏休みの間だけ、宿のお母さんの娘さんと、その子どもの小学高学年の兄弟が里帰りしていました。お兄ちゃんはやさしい感じで、弟くんは無邪気な感じの子。
子供もわんちゃんも大好きなので、わたしにはとってもうれしい体験でした。
ハーフで外国育ちなので、日本語がたどたどしく、英語のほうが得意です。私たちのために日本語で話してくれます。
私はこのとき英会話のレッスンに行き始めたばかりだったので、勉強のためになにか英語で話してと言っても照れて話してくれません(^o^)
わんちゃんも外国育ちなので、英語でないと指示がわからないので、ボールを離すようにとか褒めるのは兄弟は英語でしていました。
けどね、私のカタカナ英語の頭では、本格的な発音なので、簡単な単語も全く聞き取れないの。自分の英語力を悔やむのでした。
この頃の私は長い休みが取れない長年勤めた仕事をやめたばかりで、習いたかった英会話をはじめて、行きたかった旅もはじめて、海外旅行も未経験でした。
原っぱから帰る道で、お兄ちゃんのほうと日本語でたくさんお話できて、子供すきなのでとってもたのしかったです。
宿に帰って、弟くんがかたつむりをもっていたので、「かたつむりは英語でなんていうの?マイマイ?」と聞きました。弟くんは気をつかって答えてくれませんでした。
それをみかねた、SNS友達になってくれた30代前半くらいの男性が、「snail だよね」と弟くんにいって助け船をだしてくれたのでした。
その発音がすごく本格的で、ぜったいこの人英語話せるなぁ~と思ったのでした。
私がかたつむりをマイマイとおもったのは、行ったことがあるカフェがマイマイという名前で看板にカタツムリの絵が書いてあって、マイマイは英語だと勝手におもいこんでいたのでした。
弟くんはまちがってる私をきづかってだまっててくれたのでした。やさしいなぁ~。
SNS友達になってくださったこの男性も、私がすてきだなとおもったカップルさんも、他の方たちも、すごくただものでないできる、しかもやさしい方たちでした。
今から15年以上前の波照間島は知る人ぞ知る島だったので、ここまで来るのは個性的な方、芯のある方が多かったので、能ある方がおおかったです。
そんな楽しいゆんたくをすごしたあと、部屋に帰って眠りにつきました。
しかしお部屋は女性2人部屋なのですが、前日の同室の方は、セミロングの若い女性。私と同じ期間に2泊だから、2晩とも一緒ですねと話していたのだけど、なぜか最後の船便で島をでて、ショートカットの他の女性にかわっってたのでした。
朝がきました。私は2泊の予定で、この朝の船で波照間島を出る予定です。荷造りをして、船の時間までまだあるので、近くの商店で買い物をして、宿の玄関まで帰ってきたとき。
同宿の方から、今日は船は全便欠航が決まったよ。台風だから多分数日は欠航で船はでないよという知らせを聞いたのでした。
島からでる手段は船のみです。同じ宿の十数名も、他の宿にとまってる観光客のみんなも、島にとじこめ決定です。
旅慣れてる旅人さんや、島の方の予想では、この日までは船はでるということだったので、みんなびっくりで、閉じ込められました。
同室のかたがいきなりいなくなってたのがわかりました。安全策をとって、急に一日早く島をでるようにしたんですね。かしこい。
島にとじこめられた私でしたが、個性的でやさしい人たちも一緒だったので、このあと楽しかったのでした。またおいおい書いていきますね。
みにきてくださってありがとうございます。あなたが幸せでありますように。日々のちょっとしたことにも幸せを感じられますように。
スポンサードリンク