アラフィフからの海外一人旅&アラフォーからの沖縄離島一人旅

遅咲きで始めた海外と沖縄の一人旅の旅行記です。ハプニングも楽んで旅する。現地で撮ったきれいな写真もいっぱい。

旅人が協力して張ってくれたネットとゆんたくと思いやりの夕食【私が旅人になっていった話・47】


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波照間島に泊まっていて台風が来て、船が欠航になり、島にとじこめになった、1日目の夜があけて、2日目。今から15年以上前の話です。



この日の朝に私は航空券を無料でかなり後に変更してもらってご機嫌。台風で船がでないのと、飛行機も欠航だったので。そのときのことはこちらに書いています。


www.englandsea.com


この日は島にとじこめ2日目。日付は13日。


少し前に、台風が来る、島からでれないとなったときに、宿のお父さんと泊まってる一部の有志の男性客とで宿の外にあるテラス席にネットを張ってくれてました。


みんなが夕食を食べるテーブルは外で屋根はあって、3方向は壁や家や植木なのですが、あとの1方向が入り口であいています。


沖縄の台風は風がすごいので、いろいろなものが飛んできて危ないので、みんなが安全なように丈夫なネットをはってくれてたのです。


こちらがみんなで協力してはってくれたネット。



こういうとこ、旅慣れてる人ってすごいな~って。率先して協力しだす。尊敬です。


おかげで台風でも、部屋にとじこもらずに、テーブルにあつまってゆんたくができます。


閉じ込め2日目、船も石垣空港の飛行機でさえ欠航の台風真っ只中のこの日は、波照間島内でも観光にいくことはできず、みんなだらだら。


一番近くの商店も、台風のためお休みで閉めています。そんな中、朝のうちは島でたったひとつ商店があいてると聞いたら、六人でぞろぞろ歩いてお買物。


みんなでお買い物ほんとに楽しい。こういうの旅初心者のわたしにはとってもうれしい。



そこから帰ってきたら、みんなの集まるテーブルで本を読んだり雑談したり。もうみんな暇すぎて、トランプひとつでいいから、ここにあってほしいと言って、ないのが残念だねって。


今から15年以上前の話です。そのころはスマホはよほどの方しかもってなくて、みんなガラケー、宿にWi-Fiもない時代です。なのでネットはみれない。テレビもない宿。


そのころは、基本的には素泊まりの宿で、マグロとお豆腐がサービスで、必要な人だけ宿におねがいして有料で商店のおにぎりだけのお弁当を注文でした。15年前の話なので、今はマグロなどのサービスはないです。



このときは子どもさんが夏休みの間だけ外国からお手伝いに帰省していた宿のお姉さんが、夕食にカレーとてんぷらを作ってくれました。


おにぎり弁当と同じねだんの、たぶん200円か300円くらいだったと思います。


というのも船は欠航で、いつも石垣島からとりよせる商店のおにぎり弁当は当然来るはずもなく、近くの商店でさえしまっていて、つくってくださらなかったら、みんながひもじいと思ってくださって。



たったひとつ空いてる商店に買い物にいっても、島中であいてるただ一つの商店。しかも数日なにも入荷しないので、どんどん物がなくなってるのです。パンもお弁当もスナック菓子ももうないレベルです。


宿のお姉さんが作ってくださった天麩羅はゴーヤとまぐろ。まぐろのてんぷらなんてはじめてだけど、おいしい。こちらが作ってくださった天ぷらの写真。



そのとき十数名が帰れずに宿に閉じ込めになっていたのだけど、素泊まりの宿なのに、そんなに多くの人数分をつくってくださって、ほんとに感謝でした。


またね、旅慣れてるみなさんもすばらしい。夕飯のテーブルや食器の準備やお片付けは率先して手伝って、なるべくご負担が少なくなるよう、動いているの。


男性も多いのに、その手際のよさったら、尊敬でした。そんなで私も色々教えてもらい手伝って、旅人となっていくのでした。



宿のお姉さんの息子さんの小学生の兄弟の弟くんのほうが、みんなをカメラで写真を撮ってくれました。宿の兄弟もこの台風のなか、かわいくてとってもうれしい存在です。


宿のお姉さんが私たちを、台風メンバーと名付けてくれました。楽しい。


それからこの夜の楽しいゆんたくはつづきます。旅初心者にはめずらしい、おおきい生物をはじめてみて、私もみんなもとっても喜ぶのでした。その話はまたこんど。


みにきてくださってありがとうございます。あなたが幸せでありますように。いいことがいっぱいやってきますように。

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