エアービーアンドビーという民泊施設にとまってみました。海外が有名で、イギリスでは一般的でした。今回は沖縄のエアービーアンドビーにとまってみたときのことです。
沖縄離島のエアービーアンドビーに泊まってみた
エアービーアンドビーについて
この(2019年)の4月に宮古諸島にいきました。Airbnb(エアービーアンドビー)・そういうサイトがあって、民家のお部屋の一室や、建物一軒とか、いろいろなタイプの民泊のサイトです。
日本ではまだまだ認知度が高くありませんが、イギリスではほとんどのかたが知っていて、よく利用されてます。今回は日本のエアービーアンドビーに泊まってみた話。それぞれのお家によってルールがあるので、ルールを守ること、自分にあった宿を選ぶのがポイントです。
民泊は暮らしがみえる
今回宮古で、2泊は初めての宿。Airbnbという民泊できるサイトでとった宿で、島の農家のお家の一室を借りるもの。ご夫婦と小学生のお子さんの家庭。部屋は木の戸で会話は全部聞こえます。そんなのが楽しそうで好き。
島のお子さんは、私の地元のお菓子を知ってるかな?と10個ほど入った小さい箱を、お土産にもっていきました。夜お渡しして、お子さんもおいしいと喜んで、半分ほどその場で食べてくださって、残りは明日食べますねと。
次の日の昼、近所の子供と遊んでた1番下の小学低学年の娘さんが、お菓子あるよと友達に。その時、お菓子は一つしか残ってなかった。下の娘さんは上の娘さんに、あげてもいい?と聞いてから、たったひとつだけ残ってたお菓子をお友達にあげました。小さい子にも、島のわかちあいの心が育ってて、ほんわかしました。
島のさにつという行事
チェックアウトの日は、島の さにつ という行事の日。月桃の葉でつつんだお餅をつくり、女の人が引き潮のときに海に入り水浴びをし、お餅を食べ、潮干狩りをする。潮干狩りは本土みたいにあさりではなく、シャコ貝やサザエやタコらしいです。そうすると、女の人は健康でいられるそうです。
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島のおばあはやさしくて楽しい
島のおばあが月桃餅を作るのを取材したいと前の晩、奥さんにおばあにお願いしてもらいたいと電話が入り、奥さんは言ってはみるけど島のことだからどうなるかわからないよと。
朝9時半の約束をしてて、外国人のカメラマンと編集者がきました。楽しそうなので、私も行っていいか聞いて、一緒に行きました。
90歳のおばあがやってる商店にいくと、おばあは、餅はもう朝全部つくって、近所の人にくばったさーと・笑。おばあの朝ははやいもんね・笑。
それより、みんなくるときいてたから、飲みもの冷やしておいたから飲みなさいと。私の受け取り下手がでで、おばあ、それ売ってるものでしょ、おばあがもうからないよ、代金うけとってもらえなさそうだしと思い断ったら、おばあが島の方言で、朝のいい行いはいいことで、自分に帰ってくる、という意味のことを言って、ぜったい飲みなさいと。
喜んで、沖縄のミキというのを選ぶ。甘くて好き。さらに、おばあは売りものの黒糖の袋を開けて、みんなで食べなさいと。おばあの愛いっぱい。こういうので島の子どにもわかちあいの心が育つのね。
おばあのお餅をもらう
おばあは味噌も作っていて、麹まで手作り。麹をみせてもらって食べてみました。おばあの作った月桃餅をもらいました。
取材のために、奥さんが、「じゃ、うちに作りかけの材料あるから、おばあ、それでもう一回作って。おばあを撮りに来たから」と何回も頼んでもやらないと。「行事のためのお餅はもうつくったさー、こんなおばあ撮らないであんた(奥さん)がやればいい」
おばあにしてみれば、餅は行事の為につくるもの、もう作ったし、こんなおばあより若いひと撮りなさい、なんですね。若い人よりおばあのほうが味があるから写真にとりたいのだけどおばあはそんなことわからない、で、何回お願いしてもやらない。
おばあは自分軸でやりたくないことはやらない、他人軸で人の評価を気にしてきた私にはとても素敵に思えます。
おばあと空き家の話になって、島の人は仕事で島外に出てても、家はそのまま残しておいて、命日とかは帰ってきてお仏壇拝むさーと教えてもらったので、私も父と母のお仏壇守ってるからわかるというと、ひとりなのわかったおばあに、別れ際に急に、「こんどは恋人つれてくるさー(つれてきなさいね・の意味・おばあにはっぱかけられました)」と言われてしまいました(^o^) おばあとお話するの好きだから楽しかった。
こういう地元のかたのとふれあいが大好きです。
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さにつのお餅づくり
取材の人はおばあとおばあが作った味噌や麹の写真を撮って、奥さんの家でお餅を作るのを撮ることに。奥さんの家に帰り、私も月桃の葉にお餅をつつんで作りました。
もう少し作りたかったけど、他の予定の関係で宿を出ることに。おばあと奥さんの作った月桃餅をひとつずつもらう。引き潮の時間内に、足を水につけて、顔や頭に海水をかけて、お餅を葉のまま海水であらってから、お餅を食べてねと。そしたら健康でいられるよと教えてくださいました。
イギリスの旅のこと
GWにイギリスにいく
この宮古旅のあと、2019年の4月末のゴールデンウィークから、ゴールデンウィークの間は友人と7人で、そのあとは一人で5月の下旬まで三週間、あわせて約一月間、フランスとイギリスに旅にでました。
私たちはこの2019年のゴールデンウィークに、フランスとイギリスに行きたかったので、行きは関西空港からフランスのシャルル・ド・ゴール空港までと、帰りはイギリスのヒースロー空港から関西空港までを買ったのですが、そういう往復が同じ空港からでなくても、周遊という買い方で格安航空券を買うことができました。
世間が10連休に気づき、マスコミが10連休と宣伝し、多くの人が予約したいと思ったときは、私たちが買った値段の3倍近くにはねあがってたので、みんながいきたい時期は早めをおすすめします。たぶん、国際線の航空券は、1年前から購入可能だと思います。繁忙期でなくて、日にちが近いときは直前予約のほうがお得な場合もあるので、自分の状況に応じて、調べてくださいね。
チケットがとれた場合は印刷して(コピー用紙など紙で)持っていくのをおすすめします。私はこの旅以前ですが、ひとりでユーロスター(国境を越えられる電車)でフランスからイギリスにいこうとして、フランスで電車に乗る前に、イギリスへの入国審査で止められかけました。
小さなリュックサックひとつで荷物がすくないこと(3日だけのフランスだったのでスーツケースはイギリスの駅に預けていた)、服装がラフでお金がなさそうに見えたこと、イギリス滞在が2日と書いたことなどから、係りの人から、イギリスに残って不法滞在しそうだと思われ、滞在期間がすくないのはおかしいと言われ、なかなか通してもらえませんでした。
私のつたない英語で話しても頑固そうな係りの人はびくともしなかったので、この航空券の控えを印刷した紙をみせると、渋々とした顔ではありましたが、通してもらえました。
あとで知りましたが、イギリスの入国審査はきびしいらしいです。それにひっかかりかけた私でした。今となっては、いい思い出です。
旅は身軽がいちばん。わたしはこのメーカーさんの、機内持ち込みのできる布の軽いキャリーバッグを15年以上も使っています。もともといいメーカーのものが好きな父がかったものをもらって使ってます。トップブランドさんのものはやはりいいですね。
ホームステイのこと
この(2019年)の5月中旬にホームステイしたお家のホストマザーに、パソコンからお礼のメールをだしてもなかなか返事がきませんでした。行動的な方で、いつもはすぐ返事くれるのに、今回は10日くらいたっても返事がこず、心配してました。
やっと返事のメールが来て、ホームステイ中に朝晩毎日一緒に散歩してた、わんこが、手術をしておもわしくなく、天国にいったとのこと。安らかにを祈ります。
牛が放牧されてる牧場の中を散歩したのですが、牛は賢いので、ホストマザーはボスだと思ってるので一目おいてますが、私をみて、なんだこの新参者はと、近づいてきておどそうとします。そんなとき、わんこは牛を追い払い、常に牛と私の間に入って、守ってくれてました。牛が私に近づかないか、つねに注意してくれてました。しっぽのついた、すてきな私のナイトでした。わんことの散歩、ボール遊び楽しかったな。ありがとう。ゆっくりやすんでね。
すこししめっぽくなってしまいましたね。この子と出会えて幸せでした。みてくださってありがとうございます。とってもうれしいです。みなさんに幸せがたくさんきますように。